日本のソフトウェア産業を憂う

 以前、安価な外国の人的資源を導入して、ソフトウェアの担い手とするという政策に関して、苦々しい思いをすることを記しました。

 ソフトウェアは今世紀の最重要とまでは言わないまでも、重要な産業のひとつであり、国力に直結するものだと思っています。

 国内のメーカーはハードウェア的には世界でも最高水準の位置にあるのでしょうが、ソフトウェアの能力は、ゲームを除いては、アメリカや欧州に大きく劣っていると感じています。
 日本の開発したOSでかろうじて世界に伍していけるのは μITRON くらいのもので、BTRON はアメリカにつぶされて、いわゆるサーバOS や パーソナルコンピュータ向け OS、携帯電話向け OS はアメリカのものを使用する以外になく。
 検索エンジンやSNSのようなものも日本産のものはほとんどありません。

 安価な人的資源を探すのでなく、ソフトウェア産業に対して、充分な予算をかけていくことが大事だと思うが如何

カテゴリーIT
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